美食文化はドノスティア=サン・セバスティアンが誇る芸術・特色。当地のシェフたち(アドゥリス、アルサック、ベラサテギ、スビハナなど)は、バスク料理に芸術として新しい命を吹き込むために、レシピや素材に気を配り、手を掛けます。だからこそ、この街の美食文化の品質に関する名声は地球の裏側まで到達することができたのです。
なんと、ミシュランの3つ星(最高格付け)を獲得したスペインのレストラン7店のうちの3店がこの街にレストランを構えています。また、3つ星以外の星の数も合わせると、ミシュランの星は合計で16。これはドノスティア人調理芸術家の日々の切磋琢磨の証といえるでしょう。ドノスティア=サン・セバスティアンは平方メートル当たりのミシュランの星が最も多い街の一つとなっています(日本の京都に続いて第2位、パリ・リヨンといった都市には大きく差をつけています。)
さらに、サン・セバスティアンにはさらに、サン・セバスティアンにはと呼ばれる新しい教育機関があります。美食に重点を置いた大学として全ヨーロッパで2番目に設立された当校は調理学科を設け、ハイレベルな知識の生成、資格を有する専門家の育成に努めています。当校は、料理界におけるドノスティア=サン・セバスティアンの存在感を一層強めています。